東北大学 原子分子材料科学高等研究機構 吉田 慎哉、末永 智一東北大学 マイクロシステム研究開発センター 井上 久美
次世代の高性能バイオセンシング・イメージングデバイスの一つとして、LSI を集積化した電気化学センサアレイが開発されており、脳の疾患と関係する神経伝達物質の分泌の様子の観察や、移植用組織の検査など、幅広い応用が期待される。さらなる高付加価値化を目的に、我々はMEMSLSI融合技術の一つである薄膜転写法を用いて「ダイヤモンド電極集積化LSI バイオセンサアレイ」を開発したので、本稿では開発の背景、作製法、性能評価実験などについて紹介する。
この続きを読むにはユーザー登録が必要です。登録されていない方は、こちらから登録をお願いいたします。
Page 1, 2, 3
年 代
技 術
1970年代
日米欧で研究開発が始まる。
1980
日本から光造形法の特許出願。
1986
米国で光造形法の特許成立。
1987
世界初の3Dプリンタ発売。
1988
米国で熱溶融積層法の特許成立。
2005
英国でRepRapプロジェクト発足。
2008
熱溶解積層法の特許が失効し、主にパーソナル用途にさまざまなメーカが参入。
2012
米国で3Dプリンタの研究機構(NAMII)設立。
2013
オバマ大統領が3Dプリンタによる米国の製造業回帰を一般教書演説。
方 式
特 徴
光造形法
熱溶解積層法
粉末焼結法
粉末接着法
面露光法
インクジェット法